電子レンジで爆発する素材とその理由
電子レンジは、物体に当たると跳ね返る性質のあるマイクロ波を利用して、熱を発生させています。
水以外に吸収されない構造によって、内側から温めることが可能なのです。
従って、卵、栗、ぎんなん、ウインナーソーセージ、イカ、丸魚といった外側が膜や殻で覆われている食品は、食材の持つ水分が外へ逃げることができず、食材内部の圧力が上がり水蒸気が外に放出されず食材自体を爆発させてしまうのです。
爆発を未然に防ぐには、殻や皮や膜を切っておいたり、穴を開けて水蒸気の逃げ道を作っておく必要があります。ちなみに豆乳はたんぱく質が固まる約63℃より高くなると分離してしまいます。