消化の良い食べ物!胃腸炎の時に食べたいレシピは?

「胃が痛いから、なにか胃に優しいものが食べたいな〜」


最近、ずっと胃腸の調子が悪い。下痢の症状もあるから、もしかして胃腸炎かもしれない。


本当は何にも食べたくないけれど、ずっと飲みのもだけで過ごすわけにもいかないし。
胃腸炎の時に食べられるものって、何があるのかな?


胃腸が弱っているときは、何を食べればいいのか迷いますよね。


そんなときは、まずは胃に優しい食べ物にはどんなものがあるのかを考えてみましょう。


今回は、消化の良い食べ物や胃腸炎の時に食べられるレシピをご紹介します。

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胃に優しい食べ物の選び方

胃腸の調子が悪い時や風邪を引いているときなどは、消化のよい料理が食べたいですよね。


けれど、ひとことで胃腸の調子が悪いと言っても、症状はさまざまです。症状によって、選ぶ食材も違ってくるんですよ。


そこで、




  • 胃痛の場合
  • 胃もたれ・胸焼けの場合
  • 下痢の場合


に分けてご説明していきますね。


胃が痛い、胃がもたれるなどの時は、これらの働きをする食材を選びましょう。


  • 消化が良い
  • 胃粘膜を再生
  • 胃粘膜の保護
  • 胃腸の働きを助ける


また、下痢の時にはこれらの働きをする食材が効果的です。


  • 腸の粘膜を保護
  • 便を固くする


胃腸の調子が回復するまでは、消化に時間がかかる油や、粘膜に刺激になる香辛料・カフェインの含む飲み物やアルコールは我慢しましょうね。


それでは、順番に見ていきましょう。


胃痛の場合

胃痛の時に選ぶ食材は、胃を保護・修復してくれるものです。これらの食材で、胃を優しくいたわりましょう。


キャベツ
キャベツは、胃の粘膜の修復を助けます。ビタミンUは熱に弱いので、加熱処理は短い時間で行います。


トマト
ビタミンAを多く含み、胃の粘膜を保護してくれます。水分量が多く胃酸を中和するので、胃酸過多の胃痛に効果的です。


じゃがいも
消化が良く、胃の粘膜を修復する作用があります。ビタミンCも多いので、ストレス性の胃痛改善におすすめです。


オリーブオイル
豊富に含まれるオレイン酸は、胃酸の分泌を調整して、胃の粘膜を守ってくれる作用があります。


牛乳
胃酸の酸性度を抑え、胃壁を保護してくれます。飲むときは温めましょう。



消化や吸収が良いので、胃に負担をかけません。良質なたんぱく質の補給ができます。


里芋
ぬめり成分のムチンが、胃の粘膜を保護してくれます。里芋には糖質が豊富に含まれているので、エネルギー源にもなります。


胃もたれ・胸焼けの場合

胃もたれ・胸焼けの時に選ぶ食材は、消化を助けて胃腸を守ってくれるものです。胃に負担をかけない食事を心がけましょう。


大根
でんぷん(糖質)の消化を助けるアミラーゼを含み、胃腸の働きを整えてくれます。大根おろしなど、生で食べるのがおすすめです。


春菊
独特の香り成分には、消化促進、胃もたれの解消、食欲増進などの働きがあります。


山芋
胃の粘膜を保護するムチンと、でんぷんの消化を助けるアミラーゼが含まれているので、消化吸収を助けてくれます。


緑茶・紅茶
緑茶などに含まれるタンニンは、消化液の分泌を促して、胃腸の負担を軽減してくれます。


そら豆
そら豆には、胃腸の消化吸収力を高める作用があり、胃もたれや食欲不振を解消してくれます。


かぶ
消化酵素のアミラーゼを含み、胃もたれや胸焼けの改善に効果的です。葉にも栄養素が豊富なので、捨てずに一緒に食べましょう。


大葉
香り成分のペリルアルデヒドは、胃腸の働きを活性化させ、胃液の分泌促進、食欲増進、吐き気予防などの作用があります。



梨に含まれるタンパク質分解酵素のプロテアーゼが、肉や魚の消化を助け、胃の負担を軽くします。


バジル
バジルには胃の働きを助け、消化を促進し、胃もたれを解消する作用があります。



下痢の場合

下痢のの時に選ぶ食材は、水分をしっかり補給しながら、腸を刺激しすぎないものです。



強力な殺菌作用が、下痢の改善に効果的です。整腸作用や疲労回復効果も期待できます。


りんご
りんごに多く含まれる食物繊維のペクチンは、胃腸の働きを整えてくれます。腸を刺激しすぎず、腸の粘膜を保護してくれます。


人参
腸の粘膜を保護して回復を助けるペクチンが豊富に含まれています。柔らかくして食べましょう。


ラズベリー
便を固くする作用のあるタンニンと、整腸作用のあるペクチンの両方が豊富に含まれています。


お茶
緑茶、紅茶、煎茶などに含まれるタンニンには、腸の痙攣を抑えて便を固くする作用があります。


バナナ
整腸作用や粘膜を守る働きがあり、胃腸を刺激する酸が少ないので下痢の時にも安心です。


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消化の良い食べ物のレシピ

消化の良い食べ物はわかりましたよね。次は早速、それらの食材を使って料理を作ってみましょう。


胃腸が弱っている時には、次の調理法がおすすめです。




  1. 食材がやわらかくなるまで煮込む
  2. ゆでる・蒸す・煮るなど、油を使わずに調理する
  3. 繊維の多い食材は、細かく切るかすりおろす


これを読んで、どんなメニューを想像しましたか?
私はやっぱりおかゆが頭に思い浮かびました。


おかゆは体を温める効果はもちろんのこと、水分を多く含んでいるので、嘔吐や下痢で失われた水分を補うのにも有効なんですよ。


消化吸収の妨げになる食物繊維が少ないので、胃に残っている時間が短いと考えられています。ということは、胃への負担は少ないと言えますよね。


それでは実際に、おかゆを含めた次の6種類のレシピをご紹介しますね。




  • 白がゆ
  • トマトのだし煮
  • キャベツの煮浸し
  • かぶのミルク煮
  • 煮込みうどん
  • ほうれん草とはんぺんの卵とじ


白がゆ

【材料】(2人分)


  • 水 2カップ
  • ご飯 200g


【作り方】


①鍋に水を入れて、お湯を沸かします。

②そこにご飯を加えます。

③蓋をして火にかけ、沸騰したら弱火で10分煮ます。



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トマトのだし煮

【材料】(2人分)


  • トマト 2個
  • だし汁 1 と1/2カップ
  • みりん 小さじ2
  • 醤油 小さじ1
  • 塩 小さじ1/4


【作り方】


①トマトはへたを取り、湯むきをします。

※湯むきの方法:ヘタと反対側に十文字の切れ目を入れて、熱湯で数十秒茹でます。直後に冷水に付け、表面の皮を剥きます。

②鍋にだし汁と調味料入れて、煮立てます。

③煮立ったらトマトを入れて、落とし蓋をします。

④沸騰したら弱火にして、10〜15分煮込みます。




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キャベツの煮浸し

【材料】(2人分)


  • キャベツ 150g
  • だし汁 1/2カップ
  • 醤油 小さじ1
  • みりん 小さじ1
  • 塩 少々


【作り方】


①キャベツをよく洗い、ざく切りにします。

②鍋にだし汁と調味料入れて、煮立てます。

③煮立ったらキャベツを入れて、蓋をします。

④沸騰したら弱火にして、約8分煮ます。



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かぶのミルク煮

【材料】(2人分)


  • かぶ 2個
  • 牛乳 3/4カップ
  • 固形スープの素 1/4個
  • 塩、こしょう 少々


【作り方】


①かぶは皮をむいて、4等分に切ります。

②鍋に①と全ての材料を入れて、火にかけます。

③沸騰したら弱火にして、約10分煮ます。





煮込みうどん

【材料】(2人分)


  • ゆでうどん 2玉
  • だし汁 3カップ
  • 醤油 大さじ1と1/2
  • みりん 大さじ1
  • 塩 少々


【作り方】


①鍋にだし汁と調味料を入れて、煮立てます。

②うどんに熱湯をかけます。

③① にうどんを加えて蓋をします。

④沸騰したら弱火にして、約8分煮込みます。




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ほうれん草とはんぺんの卵とじ

【材料】(2人分)


  • ほうれん草 100g
  • はんぺん 1枚
  • だし汁 3/4カップ
  • 醤油 小さじ1
  • みりん 小さじ1
  • 卵 1個


【作り方】


①ほうれん草はよく洗って、柔らかくゆでます。

②①を2cmの長さに切ります。

③はんぺんは食べやすい大きさの角切りにします。

④鍋にだし汁と調味料を入れて、煮立てます。

⑤鍋にほうれん草とはんぺんを加えて煮ます。

⑥卵を割って、溶き卵にします。

⑦⑤に溶き卵を回し入れて、蓋をします。

⑧卵が半熟になったら火を止めます。




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胃に負担のかからない食べ方

胃の負担が少なく、消化が良い食事はわかりましたか?


けれど、せっかくの胃に優しい食べ物も、噛まないでのみ込んでしまうと、胃に負担が掛かりやすくなります。


よく噛むことで、唾液の分泌が促進されます。唾液の中には、消化や吸収を助けたりする成分がたくさん含まれているので、たくさん唾液を出した方がいいんですよ。


また、胃液の分泌も盛んになり、胃での消化の準備が整います。そこへ食べ物が送られると速やかに消化吸収されるので、胃の負担は少なくなります。


そのため、食事をするときは、すぐにのみ込まずによく噛むようにしましょうね。


その他には、胃腸の調子が悪い時に避けたい食べ物を控えることです。


具体的には、以下のようなものになります。




  • 生もの
  • 脂っこいもの
  • 食物繊維を多く含む食材
  • 辛いもの
  • 味の濃いもの
  • 熱過ぎるもの
  • 冷た過ぎるもの
  • アルコール
  • カフェインを含む飲み物


まあ、胃腸の調子が良くないときは、これらを食べたいとは思わないですよね。(笑)


ちなみに、消化の良い食べ物だからといって、食べ過ぎは禁物ですよ。食べ過ぎず、腹八分にとどめておきましょう。


胃腸炎の時の食事

今までは消化の良い食べ物をご紹介してきましたが、胃腸炎の場合はいきなり食事はできないんですよ。


まずは、簡単に胃腸炎の症状についてご説明していきますね。


嘔吐


胃の調子が悪くなる

働きが鈍くなる

胃に入ってきた食べ物を外に出してしまう

嘔吐する


下痢


食べ物が消化されないまま胃を通り過ぎる

そのまま食べ物が腸にたどり着く

腸に無理な負担がかかる

下痢を引き起こす


こういった仕組みで、胃腸炎の嘔吐や下痢が起こります。


また、吐き気や食欲不振といった症状は、食べものを胃に入れるなというサインです。


こんなときには、まずは胃腸を休めることが大切ですよ。気分が良くなってきたら、少量のお白湯を飲むようにしてくださいね。


水分が摂れるようになったら、消化に良く胃腸に優しい食事を少しずつ食べるようにしましょう。


スープや白がゆ、柔らかく煮た野菜など、今回ご紹介したメニューがおすすめです。


また、食べると下痢をするときには、少しずつ十分な水分補給をして、あまり食べないようにします。


ヨーグルトなどの乳製品が食べたくなることもあると思いますが、健康な状態ではない胃腸には、大きな負担を掛けることになるんですよ。


胃腸に負担をかけない白がゆと梅干しや、胃腸の調子を整える働きのあるりんごをすりおろしたものを食べるようにしましょうね。


まとめ

今回は消化の良い食べ物をご紹介しましたが、症状によって食材選びは違ってくることはわかりましたか?


【胃痛の場合】


  • キャベツ
  • トマト
  • じゃがいも
  • オリーブオイル
  • 牛乳
  • 里芋


【胃もたれ・胸焼けの場合】


  • 大根
  • 春菊
  • 山芋
  • 緑茶・紅茶
  • そら豆
  • かぶ
  • 大葉
  • バジル


【下痢の場合】


  • 梅干し
  • りんご
  • 人参
  • ラズベリー
  • お茶
  • バナナ


これらの食材を上手に組み合わせて、調理してくださいね。


どんなメニューにしていいのかわからない場合は、レシピを参考にしていただければと思います。


胃腸炎や風邪などで胃腸の調子が悪い時は、無理をしないでゆっくりと胃腸を休ませてあげましょう。


早く良くなるように、お大事にしてくださいね。



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※参考文献
げんきごはん生活(実業之日本社)
ちょっと具合のよくないときのごはん(日東書院本社)

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