理科の自由研究No.3 洗濯のりでスライムを作る
「洗濯のりでスライムを作る方法は、知っていますか?」
スライムは液体と個体の中間のような物質で、
触るとプヨプヨしています。
この実験では、分子の存在について考えてみましょう。
今回は、洗濯のりでスライムを作る実験をご紹介します。
その他の理科の自由研究の実験は、
こちらで詳しくご説明しています。
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洗濯のりでスライムを作る
【用意するもの】
- PVA洗濯のり(50mL)
- ホウ砂(10g)
- 食紅
- プラスチックコップ(2個)
- 割り箸
- 計量カップ
- 計量スプーン
- 水(100mL)
- 熱湯(50mL)
実験の手順
①コップAに、水を100mL入れます。②そこにホウ砂を10g加えて、割り箸でよくかき混ぜます。
※ホウ砂が溶け残るので、上澄みを使います。
③ホウ砂が入っているコップAに、食紅を少量混ぜます。
④コップBに洗濯のり50mLと熱湯50mLを入れて、割り箸でよくかき混ぜます。
⑤コップAの上澄み液を、コップBにスプーンで少しずつ入れて、
割り箸でよく混ぜます。
⑥コップBの洗濯のりがネバネバするまで、コップAの上澄み液を加えます。
⑦粘りがでて、手で触れるようになれば完成です。
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解説
これは、分子の結びつきを調べる実験です。実験に使用した洗濯のりには、PVA(ポリビニルアルコール)が含まれています。
ポリビニルアルコール分子にホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)の
分子が結びつくと、ポリビニルアルコール分子のところどころに
繋がりができて、全体が網目状になります。
そのため、ポリビニルアルコール分子は動きにくくなり、弾力のある物質になります。
スライムが伸びても水のように流れていかないのは、このためなんですよ。
※参考文献
「ぜんぶわかる中学生理科の自由研究(成美堂出版)」
「すぐできる!よくわかる!自由研究 中学生の理科 ベーシック(永岡書店)」
まとめ
洗濯のりは、必ずPVA入りの物を使いましょう。そうしないと、うまくいきませんよ。
次は、理科の自由研究No.4になります。
どうぞお楽しみに♪
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こちらを参考にして下さいね。
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